最近、高圧設備のご相談が増えています。
現状、太陽光発電設備で最も効果的なケーブル盗難対策は、アルミケーブルへの切り替えです。
防犯カメラをはじめとする他の対策もございますが、銅線による復旧後の再盗難率は、一ヶ月以内に30〜50%に上ることが報告されています。一方で、弊社がアルミケーブルで復旧した設備では、再盗難件数は0件という結果を残しています!
しかし、アルミケーブルへの切り替えにはコストが伴うため、設備オーナー様にとっては大きな悩みどころです。
そこで今回は、高圧設備でアルミケーブルに切り替える前に、より安価で実施できる盗難対策を紹介いたします!
高圧設備でできる盗難対策
高圧設備における主な盗難の手口としては、以下のような方法が挙げられます。
- パネルにつながる「DC」銅線を切断して盗む
- ハンドホール(中継地点)から銅線をまとめて盗む
- キュービクルを開けて内部の銅線を盗む
【ハンドホールから切断された実際の現場】
そのため、ハンドホールの蓋やキュービクルの蓋が開かないようにすることが有効的です。
他にもいくつかの対策が考えられますが、中には盗難犯を助長してしまう恐れがある方法もございます。そのため、こちらのブログでは詳細を控えさせていただきます。
もし気になる方がいらっしゃいましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。個別にご案内いたします!
今回は、その中でも安価に実施できる盗難対策として、アングルを活用した方法をご紹介いたします。
こちらは、実際にアングルを活用してキュービクルの開閉を防いでいる様子を撮影した写真です!
【10月に実際に対応させていただいたお客様のケース】
設置のポイントは、アングルの長さを調節し、あまり長すぎず、短すぎないようにすることです。これにより、物理的にキュービクルの蓋が開かなくなります。
また、施工後はダイヤル式の錠前を取り付けておくことで、必要時に開閉できる状態を確保することも重要です。
今回は、アングルを活用してケーブル切断を物理的に安価で防ぐ対策についてご紹介しました。
ただし、この方法は盗難防止を100%保証するものではありません。より確実な対策として、アルミケーブルへの切り替えをおすすめしております。
ご自身で対策を行いたいお客様は、ぜひこの方法をお試しください!
時間の都合でご自身で施工が難しい方や、技術的なサポートが必要な方は、弊社までご相談ください。
さいごに
VICTORYは、これまでにアルミケーブル施工実績100件以上!
他社が施工した設備や高圧設備にも対応しており、売電までのスピーディーな復旧を可能にしています。
通常、銅線ケーブルが盗難された場合、お問い合わせから復旧完了まで約1ヶ月程度を見込んでおります。ただし、当社にアルミケーブルの在庫がある場合は、より迅速に対応することが可能です。そのため、計画的なアルミケーブルへの切り替えをおすすめいたします。
まずはお気軽にご相談ください。
※公式ラインからのお問い合わせも可能です!
FAQ
アルミケーブルのサイズを変更することで、同じ伝導率になるよう調整いたします。
配線が「CVT100」であれば「アルミケーブル150」、「CVT150」であれば「アルミケーブル250」のようにサイズを調整いたします。
埋設配管についても既存設備にて対応可能ですので、ご安心ください。
配線盗難の切断位置により異なりますので、詳細はお問い合わせください。
CT1次側(電力会社側)から切断されている場合は、電力会社による接続作業が発生いたします。盗難被害が多いため、接続作業まで1〜3ヶ月程度かかると言われております。CT2次側(設備側)から切断されている場合は、完工後売電開始(施工は1日で終わります)となります。
そのため、VICTORYでは盗難被害前のアルミケーブル切り替えを推奨しております。
対応可能です。低圧はもちろん、高圧の太陽光発電設備についてもアルミケーブルでの施工実績はございますので、ご安心ください。
保険会社への説明が必要な場合は、弊社で代わりに説明させていただきますので、気軽にご相談ください。
もちろん、対応させていただきますので、ご安心ください。
【再発防止対策の一環として、ポスター掲示も施工の際に行なっております】
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