昨年は、匿名性の高い流動型犯罪グループによる盗難事件が多発する中で、いかにお客様に安心していただける対応を取れるかが問われる一年となりました。
太陽光発電の銅線盗難対策について、ネット上ではさまざまな方法が紹介されていますが、施工会社の観点から最も有効な対応策は、やはりアルミケーブルへの切り替えです。今回は、このアルミケーブル切り替えに関して、お客様からよくいただくご質問をいくつかご紹介いたします。
よくいただくご質問(FAQ)
アルミケーブルのサイズを変更することで、同じ伝導率になるよう調整いたします。
使用されている銅配線が「CVT100sq」であれば「アルミケーブル150」、「CVT150sq」であれば「アルミケーブル250」のようにサイズを調整いたします。
埋設配管についても既存設備にて対応可能ですので、ご安心ください。
配線盗難の切断位置により異なりますので、詳細はお問い合わせください。
CT1次側(電力会社側)から切断されている場合は、電力会社による接続作業が発生いたします。盗難被害が多いため、接続作業まで1〜3ヶ月程度かかると言われております。CT2次側(設備側)から切断されている場合は、完工後売電開始(施工は1日で終わります)となります。
【CT2次側(設備側)から切断されているケース】
そのため、VICTORYでは盗難被害前のアルミケーブル切り替えを推奨しております。
対応可能です。低圧はもちろん、高圧の太陽光発電設備についてもアルミケーブルでの施工実績はございますので、ご安心ください。
保険会社への説明が必要な場合は、弊社で代わりに説明させていただきますので、気軽にご相談ください。
再発防止対策の一環として、VICTORYでは、ポスター掲示も施工の際に行なっておりますので、ご安心ください。
最大のデメリットは、アルミケーブルの需要過多による納期の長さです。
しかし、復旧スピードを優先して銅配線で復旧した場合でも、再盗難(一ヶ月以内)の発生率が30〜50%といわれています。そのため、アルミケーブルでの復旧をおすすめいたします。
一度盗難に遭うと、太陽光発電設備のリスク評価が上がり(盗難再発の可能性が高い施設と判断されるため)、保険料の引き上げや保険引き受けの制限など、保険加入のハードルが高くなる場合があります。
そのため、リスク評価を下げるためにも、アルミケーブルでの復旧をおすすめしています。
さいごに
VICTORYはアルミケーブルの施工実績は100件以上。
弊社施工ではない設備、高圧設備、売電までのスピーディーな復旧対応も可能です。
通常、銅線ケーブルが盗難された場合、お問い合わせから復旧まで約1ヶ月程度を見込んでいます。当社にアルミケーブルの在庫がある場合は、より迅速な対応が可能ですが、計画的なアルミケーブルへの切り替えをオススメしております。
※2025年1月現在、アルミケーブルの在庫がありますので、スムーズに対応可能です。